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有名な研修を選ぶ前に、男性育休を社内に根づかせるために確認したいこと

有名な研修を選ぶ前に、男性育休を社内に根づかせるために確認したいこと

男性育休研修は「ランキング上位」で選んでも失敗することがある。

理由は明快です。

研修の知名度と、社内で育休が定着するかどうかは別問題だからです。

対象は、これから男性育休研修を導入する人事・経営者の方。

「男性育休研修 ランキング、で出てきた会社に頼めば安心かな」

「有名なところなら間違いないよね?」

「でも、研修をやっても結局取る人が増えなかったら意味ないのでは……」

そう検索窓に打ち込む手が止まる気持ち、よく分かります。

迷うのは当然です。

研修は数十万円単位の投資で、失敗すれば「やっただけ」で終わる。

この記事では、ランキングでは見えない「社内定着」の視点から、後悔しない選び方の判断基準を整理します。

【この記事のポイント】

①ランキングの順位は「知名度」であって「定着率」ではない。選ぶ軸が違う。

②男性育休は研修単体では根づかない。制度・上司・空気の3点セットで動く。

③外注する研修は「知識提供型」より「行動変容・組織設計型」を選ぶと定着しやすい。

この記事の結論

  • ランキング上位=自社に合う、ではない。目的を「取得率」ではなく「定着」に置き換えて選ぶ。

  • 男性育休が根づかない原因の多くは、研修不足ではなく「上司の無理解」と「取りづらい空気」。

  • 研修を選ぶ判断基準は【上司向けか/制度連動か/取得後のフォローまで設計されているか】の3つ。

  • 1社即決は避け、2〜3社に「取得率ではなく定着まで支援できるか」を質問して比較する。

  • HUGMEの「HUG・MEN(男性育休研修)」は脳科学(脳傾向診断)に基づき、管理職の理解促進から設計する。

ランキングで研修を選ぶと、なぜ社内に根づかないのか

正直なところ、「男性育休研修 ランキング」で検索する気持ちは自然です。

外れを引きたくないから、実績のある会社に頼みたい。

でも、ランキングには落とし穴があります。

順位が示すのは「知名度」で「定着率」ではない

ランキングの多くは、導入社数や認知度、広告出稿量で決まります。

つまり「よく知られている」ことの証明であって、「あなたの会社で男性育休が根づいた」保証ではありません。

実際、ある製造業の人事担当の方はこう漏らしていました。

「有名な研修を入れたんです。満足度アンケートも高かった。でも半年後、取得したのは対象者12人中1人だけでした」と。

研修の満足度と取得率は連動しないことがある。

これは現場でよく起きる"ズレ"です。

なぜズレるのか。

研修当日は「よし、取ろう」と前向きになる。

けれど職場に戻れば、目の前の業務と上司の顔色が現実として立ちはだかります。

その場の熱量は、数週間で元の空気に押し戻される。

ランキング上位の研修でも、この「戻り」を織り込んでいなければ効果は続きません。

男性育休は「研修だけ」では動かない

厚生労働省の「令和5年度雇用均等基本調査」では、男性の育児休業取得率は30.1%まで上昇しました。

制度は整いつつあります。

それでも「うちは取る人がいない」という会社が多いのはなぜか。

理由は、育休が「本人の知識不足」ではなく「職場の空気」で止まるからです。

本人が制度を知っていても、上司が渋い顔をすれば申請しない。

研修で本人に知識を入れても、周囲が変わらなければ動きません。

定着には「制度・上司・空気」の3点が必要

男性育休が根づく会社には共通点があります。

制度が使いやすく整い、上司が肯定的で、「取って当たり前」という空気がある。

この3点のどれか一つでも欠けると、取得率は伸びにくい。

ケースによりますが、最も抜けやすいのが「上司」です。

本人向け研修は増えても、管理職の意識を変える設計が抜け落ちる。

ここがランキングだけでは見抜けない盲点です。

別のケースも紹介します。

あるサービス業の会社では、本人向け研修だけを2年続けたそうです。

それでも取得率はほぼ変わらなかった。

転機は、課長以上を対象に「部下が育休を申請したらどう返すか」を扱ったときでした。

「前例がない」と返していた上司が、「代替の段取りを一緒に考えよう」に変わった。

その翌年、対象者の半数が取得したといいます。

変わったのは制度ではなく、上司の第一声だった、という話です。

定着で選ぶ、男性育休研修の判断基準

では、どう選べば「やっただけ」で終わらないのか。

自社だけを勧めるつもりはありません。

どの会社を比較するときにも使える、3つの判断基準を挙げます。

基準1:上司・管理職向けの設計があるか

まず確認したいのは「対象者本人だけでなく、上司も対象か」です。

先ほど触れた通り、育休を止めるのは多くの場合、直属の上司の一言。

「今このタイミングで?」

「前例がないんだよね」

このひと言が、申請を諦めさせます。

だからこそ、管理職の理解を促す内容が含まれているかが分かれ目。

本人研修だけの会社と、上司の意識変容まで踏み込む会社では、半年後の景色が変わります。

基準2:制度・運用とセットで設計されているか

次に、研修が「知識を伝えて終わり」か「運用まで見据えているか」。

実は、ここが定着の分かれ道です。

育休を取ると決めても、業務の引き継ぎルールが曖昧だと現場が混乱します。

「誰が代わりにやるの」という不安が、取得のブレーキになる。

研修と一緒に、取得後の業務分担や復帰フローまで話し合える会社なら、空気は変わりやすい。

座学の満足度より、こうした地味な設計のほうが定着に効きます。

よくあるのが、「制度は総務、研修は外注」と役割を切り分けてしまうパターンです。

その結果、研修で語られる理想と、実際の運用ルールがかみ合わない。

現場は「言ってることと違う」と冷めてしまいます。

研修会社に「自社の制度や引き継ぎの実情も踏まえて設計できますか」と一言確認しておくと、このズレを防ぎやすくなります。

基準3:取得後のフォローまで見ているか

最後は「取って終わり」にしない視点です。

男性育休は取得率だけを追うと、短期取得の"数合わせ"に陥りがち。

大切なのは、復帰後も働きやすく、家庭との両立が続くこと。

ここが崩れると、次に取る人が「あの人、戻ってから大変そう」と身構えてしまう。

実は、最初の一人がどう扱われるかで、社内の空気は決まります。

一人目が気持ちよく取れて、無理なく戻れた。

その姿を見て、二人目、三人目が続く。

逆に、一人目が「戻ったら居場所が減っていた」と感じれば、後には誰も続きません。

だから取得後のフォローは、一人のためだけでなく、次に続く人のための設計でもあるのです。

最初は半信半疑でも構いません。

「取得後のフォローや、家庭との両立まで支援できますか」と質問してみてください。

この一問への答えで、その会社の本気度が見えてきます。

HUGMEの「HUG・MEN(男性育休研修)」は、脳科学(脳傾向診断)に基づき組織開発を行う点が特徴です。

本人だけでなく管理職の理解促進を含めて設計するため、「制度・上司・空気」の3点にアプローチしやすい構成になっています。

よくある質問

Q1. 男性育休研修はランキング上位から選べば失敗しませんか?

A1. 必ずしもそうとは言えません。

ランキングは知名度や導入社数の指標で、自社での定着を保証しないからです。

目的を「取得率」ではなく「定着」に置き換えて比較するのがおすすめです。

Q2. 研修をやれば男性育休の取得率は上がりますか?

A2. 研修単体では上がりにくいのが実情です。

取得を止める主因は本人の知識不足ではなく、上司の無理解や取りづらい空気だからです。

制度・上司・空気の3点をセットで動かす設計が必要です。

Q3. 本人向け研修と上司向け研修、どちらを優先すべきですか?

A3. 抜けやすいのは上司向けなので、そこを含む研修を優先すると効果的です。

直属の上司の一言が申請を左右するケースが多いためです。

両方カバーする設計だと、より定着しやすくなります。

Q4. 男性の育児休業取得率は今どのくらいですか?

A4. 厚生労働省の令和5年度調査では30.1%まで上昇しています。

制度面は整いつつありますが、「取る人がいない」という会社も依然として多いのが現状です。

数字の背景にある職場の空気こそ確認すべきポイントです。

Q5. 研修費用の相場はどのくらいですか?

A5. 内容・時間・対象人数で大きく変わるため一概には言えません。

「安いから」「有名だから」で決めず、定着まで支援できるかで費用対効果を判断してください。

複数社に見積もりと支援範囲を確認して比較するのが安全です。

Q6. どんな会社を比較すればよいですか?

A6. 最低でも2〜3社を、同じ判断基準で並べて比較することをおすすめします。

「上司向けか」「制度連動か」「取得後フォローまで見るか」の3点を各社に質問しましょう。

1社即決より、比較したうえで納得して選ぶほうが後悔しにくいです。

Q7. HUGMEの男性育休研修は何が違いますか?

A7. 脳科学(脳傾向診断)に基づいて組織開発を行う点が特徴です。

本人だけでなく管理職の理解促進から設計するため、社内定着を意識した内容になっています。

対応エリアは愛知・岐阜(その他要相談)で、まずは問い合わせフォームからご相談いただけます。

まとめ

  • 男性育休研修は「ランキングの順位」ではなく「社内で定着するか」で選ぶと後悔しにくい。

  • 定着を左右するのは制度・上司・空気の3点で、特に上司向けの設計と取得後フォローが重要。

  • 1社即決を避け、2〜3社に「取得率ではなく定着まで支援できるか」を質問して比較する。

有名な研修を選ぶ前に、まず自社で「なぜ育休が取りにくいのか」を整理してみてください。

そのうえで、判断基準に照らして数社を比べれば、選択の精度は大きく上がります。

「うちの場合はどこから手をつければ?」と迷ったら、その状態のままで大丈夫です。

株式会社HUGME(名古屋市中村区名駅)は、脳傾向診断を活かした企業研修で、名古屋・愛知の企業の組織づくりを支援しています。

現状の課題整理からご相談いただけますので、まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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