採用面接代行の価格相場は?費用感を解説
面接代行の費用を考える前に、早期離職による損失と比較すべき理由
採用面接代行の価格相場は、業務範囲によって大きく変わる。
一次面接だけの部分委託か、応募者対応から評価まで含む一括委託かで、費用感はまったく違う。
だから「相場はいくら?」の一言では答えが出にくい。
採用担当をしていると、こんな疑問が次々に浮かぶはずだ。
「面接代行って、月いくらくらいかかるんだろう」
「外注する分、結局コスト増になるんじゃないか」
「そもそも、その費用に見合う効果ってあるの?」
面接代行の費用で迷う人の多くは、金額そのものではなく「払う価値があるか」を判断できずに止まっている。
この記事では、費用の内訳の考え方と、早期離職で失うコストとの比較軸を示す。
読み終える頃には、自社にとって高いのか安いのかを、自分で判断できるようになるはずだ。
【この記事のポイント】
面接代行の相場は業務範囲で変動し、一律の金額では語れない
費用単体ではなく「早期離職1人分の損失」と比較すると判断しやすい
数字を見る前に、自社が何を外注したいのかを言語化することが先
この記事の結論
面接代行の費用は「部分委託」か「一括委託」かで幅が大きい
相場を調べるより先に、外注する業務範囲を決めるべき
判断軸は「費用」ではなく「早期離職1人あたりの損失との比較」
早期離職1人で数十万〜100万円超の損失が出るケースもある
まずは自社の採用課題を整理し、見積もりを取って比較検討するのが安全
面接代行の費用は「相場」だけ見ても判断できない
正直なところ、面接代行の費用を「相場は月◯万円」と一言でまとめるのは難しい。
同じ「面接代行」でも、やってもらう範囲がサービスごとに違うからだ。
ここでは、なぜ相場だけでは判断できないのかを分解していく。
なぜ「相場いくら?」では答えが出ないのか
面接代行と呼ばれるサービスには、実は幅がある。
一次面接だけを代行するもの、日程調整や応募者対応まで含むもの、評価レポートの作成まで担うもの。
範囲が違えば、当然かかる費用も変わる。
例えるなら「引っ越し費用の相場は?」と聞くようなものだ。
荷物の量も距離も分からなければ、業者も金額を出せない。
面接代行も同じで、まず「何を任せたいか」が決まっていないと、相場という数字自体があまり意味を持たない。
だから最初にやるべきは、金額を調べることではない。
自社が面接のどこに困っているのかを、書き出すことだ。
以前、ある中小企業の採用担当者から相談を受けたことがある。
「面接代行の相場を3社に聞いたら、全部バラバラの金額が返ってきて混乱している」と。
話を聞くと、そもそも各社に伝えていた依頼内容が微妙に違っていた。
これでは金額が揃わなくて当然だ。
条件を統一して聞き直したところ、ようやく比較できる数字が並んだという。
費用が変わる主な要因を知っておく
費用感を左右する要因は、大きく分けていくつかある。
面接の件数、面接1回あたりの時間、対応する職種の難易度。
そして、日程調整や合否連絡まで含めるかどうか。
件数が多ければ従量的に増えるし、専門職の見極めが必要なら単価は上がりやすい。
逆に、ボリュームゾーンの一次面接をまとめて任せる場合は、1件あたりが抑えられることもある。
一般論として、部分的な委託より一括委託のほうが総額は大きくなる。
ただし「1件あたり」で見ると一括のほうが割安になるケースもある。
このあたりは、複数社から見積もりを取って比較しないと見えてこない。
もう一つ、見落とされやすい要因がある。
自社の面接官が対応していた「見えない工数」だ。
日程調整のメール、応募者からの問い合わせ対応、当日のドタキャン対応。
これらを社員がやっていた時間も、実はコストだ。
面接代行の費用を考えるときは、この社内工数の削減分も差し引いて見たほうがいい。
「安いから」「高いから」で選ぶと失敗しやすい
よくあるのが、金額だけで即決してしまうパターンだ。
最安の業者に飛びついたら、面接の質が自社の求める水準に届かなかった。
これは採用代行に限らず、外注全般で起こりがちな失敗だと思う。
反対に、高ければ安心とも限らない。
自社の職種や社風に合わない面接官では、いくら費用をかけても採用のミスマッチは減らない。
判断の軸は「金額の高い・安い」ではない。
「その費用で、自社の採用課題がどれだけ解決するか」だ。
ケースによりますが、この視点があるだけで選び方はかなり変わってくる。
費用は「早期離職による損失」と比較して判断する
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分だ。
面接代行の費用が高いか安いかは、単体では決められない。
「もし採用に失敗したら、いくら失うのか」と並べて初めて見えてくる。
早期離職1人で、実はこれだけ失っている
採用は、内定を出して終わりではない。
入社した人が早期に辞めてしまうと、それまでにかけたコストが丸ごと消える。
失うものを数えてみると、意外と多い。
求人広告費、面接にかけた社員の人件費、入社後の研修コスト、そして再募集の費用。
厚生労働省の調査でも、新規学卒者の一定割合が入社3年以内に離職する実態が示されている。
これは、どの企業にも起こりうる話だ。
「実は」ここが盲点になりやすい。
1人が早期離職すると、直接費用だけでなく、教育に費やした時間や現場の士気まで含めて損失になる。
金額に換算すれば、1人あたり数十万円から100万円を超えるという試算も珍しくない。
「面接の質」が離職率に効いてくる理由
早期離職の原因は、給与や仕事内容だけではない。
「入社前のイメージと違った」という、いわゆるミスマッチが大きい。
このミスマッチが生まれる最初の分岐点が、面接だ。
面接で自社の実態を正しく伝えられていないと、入社後のギャップにつながる。
逆に、応募者の価値観や適性を面接段階で見極められれば、定着率は上がりやすい。
面接代行を検討する本当の目的は、「面接をラクにすること」ではないはずだ。
採用のミスマッチを減らし、辞めない人を採ることにある。
そう考えると、費用は「コスト」ではなく「早期離職を防ぐための投資」として見えてくる。
正直に言えば、面接代行を入れれば離職がゼロになる、という話ではない。
入社後の受け入れ体制や、上司との相性など、面接だけでは防げない要因もある。
ただ、採用の入り口である面接の精度が上がれば、少なくとも「入る前に防げたはずのミスマッチ」は減らせる。
そこが、費用をかける意味のある部分だと考えている。
損失と比較する、具体的な判断ステップ
では、どう比較すればいいのか。
順を追って整理してみる。
まず、自社で早期離職が1人出たときの損失額をざっくり試算する。
求人費・人件費・研修費・再募集費を足すだけでいい。
次に、面接代行にかかる費用の見積もりを取る。
そして、「代行によってミスマッチが何人分減れば、費用の元が取れるか」を計算する。
例えば、離職1人の損失が仮に50万円だとする。
代行費用が年間で数十万円だとしても、離職を1〜2人減らせれば十分に見合う計算になる。
もちろん、これは前提次第で変わる。
だからこそ、自社の数字で一度シミュレーションしてみることを勧めたい。
よくある質問
Q1. 採用面接代行の価格相場はいくらですか?
A1. 業務範囲によって大きく変わるため、一律の相場は出しにくいです。
一次面接だけの部分委託と、応募者対応から評価まで含む一括委託では費用感が異なります。
まずは範囲を決め、複数社から見積もりを取るのが確実です。
Q2. 費用が高いか安いかは、どう判断すればいいですか?
A2. 金額単体ではなく、早期離職1人あたりの損失と比較して判断します。
離職1人で数十万〜100万円超の損失が出ることもあります。
その損失を防げるかを基準にすると、割高か割安かが見えてきます。
Q3. 部分委託と一括委託、どちらが費用を抑えられますか?
A3. 総額は部分委託のほうが小さくなりやすいです。
ただし1件あたりで見ると、一括のほうが割安になるケースもあります。
面接件数や職種によって逆転するため、両方の見積もりで比較しましょう。
Q4. 安い業者を選べば、コストを最小化できますか?
A4. 必ずしもそうとは言えません。
面接の質が自社の求める水準に届かないと、ミスマッチが増えて逆に損失が拡大します。
安さより「自社の採用課題を解決できるか」を優先するのが安全です。
Q5. 面接代行は、離職率の改善につながりますか?
A5. 面接段階でミスマッチを見極められれば、定着率の向上が期待できます。
早期離職の多くは入社前後のギャップが原因です。
面接の精度を上げること自体が、離職対策の一手になります。
Q6. 費用対効果は、どう計算すればいいですか?
A6. 早期離職1人の損失額と、代行費用を並べて比較します。
「離職を何人減らせば費用の元が取れるか」を計算するのが分かりやすい方法です。
自社の実際の数字でシミュレーションすることをおすすめします。
Q7. HUGMEの面接代行の料金を教えてもらえますか?
A7. 料金は業務範囲やご要望によって変わるため、この記事では具体額を提示していません。
HUGMEでは採用・面接代行を含む人事・組織支援を行っています。
費用感の目安を知りたい場合は、問い合わせフォームからご相談ください。
Q8. どの地域まで対応してもらえますか?
A8. HUGMEの対応エリアは愛知・岐阜が中心です。
その他の地域については要相談となります。
名古屋・愛知での採用課題があれば、まずは気軽にご相談ください。
まとめ
面接代行の相場は業務範囲で変わり、金額だけを調べても判断はできない
判断軸は「費用」ではなく「早期離職1人あたりの損失との比較」に置く
安さより「自社の採用課題を解決できるか」で選ぶと失敗が減る
面接代行の費用は、単体で高い・安いを決めるものではない。
早期離職で失うコストと並べて初めて、自社にとっての価値が見えてくる。
「うちの場合はどこから手をつければ?」と迷ったら、その状態のままで大丈夫です。
株式会社HUGME(名古屋市中村区名駅)は、脳傾向診断を活かした企業研修で、名古屋・愛知の企業の組織づくりを支援しています。
現状の課題整理からご相談いただけますので、まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。





コメント